2024年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンに新登場した「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」。マリオの世界観に続き、ドンキーコングのジャングルがついに現実のテーマパークにやってきたとあって、多くのファンが注目しています。
しかしSNSなどを覗くと、「怖すぎる」「まじで飛んだ!」「子ども泣いてた」なんて声もちらほら…。本当にそんなに怖いの?小さな子どもは乗っても大丈夫?
今回は、実際に体験してきた方々のリアルな声や、アトラクションの仕組み、楽しみ方などをたっぷり交えてご紹介します。気になっているあなたも、この記事を読めばバッチリ予習できますよ!
ドンキーコングのクレイジー・トロッコとは?
このアトラクションは、2024年にオープンした「ドンキーコング・カントリー」エリア内の目玉。
トロッコがコース上でジャンプしたり、急旋回したりする新感覚ライドで、世界初の技術が多数使われています。「クレイジー」と名がつくだけあって、アクションの激しさや臨場感は、これまでのUSJアトラクションとは一線を画しています。
新エリア「ドンキーコング・カントリー」概要
USJのスーパーニンテンドーワールドに新しく加わった「ドンキーコング・カントリー」は、ゲームでおなじみのジャングルの世界を忠実に再現した体験型エリアです。
入り口を抜けると、巨大なドンキー像やディディー・コングの木の上の家、バナナがあちこちに転がる岩場など、ドンキーの世界に入り込んだかのような感覚になります。
エリア全体が緑に包まれていて、木々の間からサウンドエフェクトが流れ、臨場感たっぷり。
ゲームをプレイしたことがある人なら「ここ見たことある!」と感じる場面も多く、フォトスポットも満載です。ジャングル特有のワイルドな雰囲気は、マリオエリアのポップさとはまた違った魅力があります。
トロッコアトラクションの基本情報
- 名称:ドンキーコングのクレイジー・トロッコ
- 所要時間:約3分
- 身長制限:122cm以上
- 特徴:横方向に飛ぶ、ジャンプするなど「走る」だけじゃないトロッコ体験
ドンキーコングのクレイジー・トロッコは、エリア内のメインアトラクションであり、約3分間の短めながらも濃密なライド体験を提供してくれます。
身長122cm以上から乗ることができ、激しすぎず絶妙なスリルを味わえる点が人気の理由の一つ。特筆すべきは「ジャンプするトロッコ」という演出で、ただコースを滑走するだけでなく、横方向にトロッコが“飛ぶ”という体感を味わえるのです。
この仕掛けにより、まるでゲームの世界に自分が飛び込んだような感覚が得られ、ライド中も終始ハラハラドキドキ。日本初導入の新技術も多く採用されており、USJの中でも革新的なアトラクションとして高く評価されています。
どこが「クレイジー」なのか?注目の仕掛け
「クレイジー・トロッコ」の名前にふさわしく、このアトラクションには常識をくつがえすような仕掛けが満載です。中でも話題なのが“ジャンプ演出”。
通常のライドではあり得ない、トロッコが左右に跳ねるような挙動を見せるのです。レールが途中で途切れているように見え、次の瞬間には横の別レーンへ飛び移る感覚を味わえます。
これにより、実際に宙を舞っているような錯覚が起き、多くのゲストが絶叫!トロッコが左右に傾いたり、突然方向転換するスピード感も相まって、乗っている間はまさに“クレイジー”の一言。
技術的には安全に設計されているものの、体験としてのインパクトは非常に強く、一度乗ったら忘れられない体験になること間違いなしです。
怖いって本当?実際のスリルと体験談
ネット上では「怖い!」という声がたくさんありますが、実際のスリルはどのくらいなのか?体験した人たちのリアルな声を元に解説していきます。
ジャンプするトロッコの演出
「ジャンプ演出」はこのアトラクション最大の目玉であり、初めて体験する人の多くが驚きと興奮を同時に味わいます。
ライドの途中、突然レールが目の前で終わっているように見えるポイントがあり、「え、ここから落ちるの!?」と思った瞬間、トロッコが横にジャンプして次のレールへ飛び移ります。
このときの浮遊感は、まさにジェットコースターの“落ちる”感覚と“飛ぶ”感覚が融合したような独特のスリル。
筆者が話を聞いた大学生の男性は、

「本気で叫び声が出た。思ってたよりスゴすぎてびっくり」
と語っていました。
見た目にも派手で、列に並んでいる間も他の人のジャンプシーンを見られるので、ドキドキ感がどんどん高まっていきます。
スピード感・落下演出のリアルさ
ジャンプだけでなく、急なカーブや落下ポイントもスリル満点です。
体感速度はかなり速く、特にトロッコが急に傾いたり、左右に揺れるシーンでは、体が振り回されるような感覚を味わえます。
実際には高低差は控えめですが、ライドの演出や音響効果が非常に巧妙で、落ちているような錯覚を与えてくれるんです。
SNSでの感想でも「胃がフワっと浮いた感じがあった」「ディズニーのスプラッシュマウンテンよりもリアルだった」といった声が目立ちます。
加えて、トロッコのガタガタとした振動も没入感を高める要因に。短時間ながら、USJでも随一のスピード体験が楽しめる一台です。
怖いという声と楽しいという声の比較

怖すぎて泣きそうになったけど面白かった!

絶叫好きに最高!ジャンプの瞬間がクセになる!

予想よりもマイルドでちょうどよいスリルだった

まさかトロッコが飛ぶなんて思ってなかった!

泣きそうになったけど、終わったらもう一回乗りたくなった笑
“怖さ”の感じ方には個人差があり、絶叫マシンに慣れている人にとってはそこまでではない一方で、苦手な人や初ライドの子どもにとってはかなり刺激的なようです。この絶妙なバランスが、何度も乗りたくなる魅力なのかもしれません。
対象年齢・身長制限は?子供でも乗れる?
「怖い」と話題のアトラクションだけに、子どもでも乗れるの?と不安になる方もいるはず。ここでは、年齢や身長の条件、そして家族連れの体験談をご紹介します。
公式の利用制限について
USJの「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」には、安全性確保のためにいくつかの利用制限があります。
最も重要なのは身長制限で、乗車には122cm以上が必要です。小さなお子さんはこの基準を満たしていないと乗ることができません。
また、身長によっては保護者の同伴が求められることもあるため、事前に公式サイトでの確認が必須です。年齢制限は設けられていませんが、激しい動きや暗い場面もあるため、怖がりな子どもにはやや注意が必要です。
実際に並んでいるときにも、クルーから「お子さまはジャンプ演出がありますが大丈夫ですか?」と声をかけられることもあり、園側も安全への配慮を徹底している印象です。初めての家族連れでも、安心して挑戦できる設計になっています。
家族連れでも楽しめるかの実体験レビュー
家族でUSJを訪れる際に気になるのが、「子どもと一緒に楽しめるかどうか」。
この点、実際にクレイジー・トロッコに乗った家族連れの体験談では、「想像以上に楽しめた」という声が多数ありました。
小学3年生の息子さんと乗ったという30代の母親は、「ジャンプの瞬間は子どもがびっくりして手を握ってきたけど、降りた後は『もう一回!』と大はしゃぎだった」と話しています。
一方で、小さな妹さん(未就学児)は身長制限により断念。
このように年齢や身長によっては家族全員での体験は難しい場合もありますが、乗れる子どもにとってはゲームの中を本当に冒険しているような感覚で、大人と同じようにスリルを共有できるのが魅力。家族の思い出作りにもぴったりです。
小さな子どもには注意すべきポイント
子ども連れでこのアトラクションに挑戦する場合、事前に知っておきたい注意点もあります。
まず、アトラクション中は暗い場面や急な揺れ、ジャンプなど、驚くような演出が多いため、怖がりな子や初めて絶叫系に乗る子にとってはややハードルが高めです。
実際、体験した親御さんからは「途中で泣き出してしまい、終わるまでずっと目をつぶっていた」という声もありました。ジャンプの瞬間や急旋回では体が浮くような感覚になるため、不安な子にはあらかじめ内容を説明し、覚悟を持たせておくとよいでしょう。
また、座席の安全バーはしっかり固定されますが、不安な場合は乗車前にクルーに相談するのも安心材料の一つ。無理せず、子どもの様子を見ながら判断することが大切です。
クレイジートロッコをより楽しむ方法
せっかくUSJに行くなら、クレイジー・トロッコを最大限に楽しみたいですよね。ここでは、混雑を避けるコツや、事前にやっておくとさらに楽しくなるポイントをご紹介します。
混雑を避ける時間帯・攻略法
クレイジー・トロッコは新アトラクションだけあって、終日行列が絶えない人気ぶり。特に土日や長期休暇中は1時間以上の待ち時間になることも。
混雑を避けてスムーズに乗るには、開園直後にエリアへ直行するのが最も効果的です。筆者が実際に行った日は平日の朝で、開園30分前からゲートに並び、スーパーニンテンドーワールドに入ってすぐ向かうと、なんと20分待ちで乗れました。
また、余裕を持って楽しみたい方は「ユニバーサル・エクスプレス・パス」の活用もおすすめ。パスの中にはドンキーコング専用のものもあるので、事前に公式で確認しておくと安心です。混雑時間帯は13時~16時頃がピークになることが多く、午前中の行動が攻略のカギになります。
事前に見ておくと楽しい映像や予習
「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」をより楽しむためには、事前にちょっとした“予習”をしておくのがおすすめです。
特に、ゲーム版『ドンキーコング・カントリー』を少しでも知っていれば、エリア内に散りばめられたギミックやキャラクター演出に「これ知ってる!」と興奮できるはず。
BGMや効果音も原作を忠実に再現しており、ファンにはたまらない演出が随所にあります。また、USJ公式YouTubeチャンネルには予告映像や開発インタビューなどもアップされており、ライド中に何が起こるか軽く予習するには最適。
とはいえ、ネタバレが気になる方はざっくり雰囲気を掴む程度でも十分です。「全く知らない状態で行くより、ちょっと知っているだけで何倍も楽しめる」という声も多く見られました。
他のエリアとの周り方のコツ
USJの「スーパーニンテンドーワールド」エリアは、ドンキーコングだけでなくマリオカートやヨッシーのアトラクションも楽しめる大人気スポット。
その中で効率よく動くには、しっかりとしたプランニングが大切です。例えば、朝一番でドンキーコング・エリアに入り、クレイジー・トロッコを攻略した後に、マリオカート:クッパの挑戦状へ向かうルートが人気。
順路としては少し戻ることになりますが、混雑を避けやすい時間帯に乗りたいアトラクションを優先して回るのがポイントです。
また、クレイジー・トロッコは体力的にも興奮度が高めなので、その後にゆったり楽しめる「ヨッシー・アドベンチャー」で休憩しながら景色を堪能する流れもおすすめ。家族連れやカップルでもストレスなく周れるモデルルートです。
話題性・SNSでの評判まとめ
SNSやレビューサイトでも大注目の「クレイジー・トロッコ」。実際に体験した人たちの投稿を見てみると、そのインパクトがよくわかります。
オープン初日の反応は?
ドンキーコングのクレイジー・トロッコがUSJで初お披露目された日、SNSは大盛り上がりとなりました。特にX(旧Twitter)では「トロッコ飛んだ!人生初の感覚!」「USJすごすぎる」などの投稿が続出し、瞬く間にトレンド入り。
実際に現地で取材した方によると、平日にもかかわらず午前中から2時間以上の待ち時間が発生していたとのこと。
アトラクション前の行列にはファンだけでなく、家族連れやカップルの姿も多く、幅広い年齢層に受け入れられている様子が印象的でした。また、海外からの観光客も多く、「世界初のジャンプするトロッコ」として世界的にも注目されている模様。このオープンをきっかけに、USJの進化を実感したという声も多数寄せられています。
インスタ映え・写真スポットも充実
ドンキーコング・カントリーは、アトラクションだけでなくエリア全体がフォトジェニックなデザインになっています。
入り口に構える巨大なドンキー像は、訪れる人のほぼ全員が立ち止まって写真を撮る人気スポット。また、バナナのモニュメントやリアルなジャングル風のセット、ディディーの家などもインスタ映えする背景として大好評です。
体験後にトロッコの出口付近にあるエンブレムパネルの前で「飛んできたぜ!」的な記念撮影をする人も多く、SNSにもその投稿があふれています。
ちなみに、夕方〜夜にかけてはライトアップもあり、雰囲気がガラッと変わって幻想的に。昼と夜で違う写真が撮れるので、時間帯を変えて2回撮るのもおすすめです。写真好きな方にはたまらないスポットが満載です。
絶叫好きにはたまらない?注目度の高さ
「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」は、ホラー系の恐怖ではなく、スピードと動きの意外性でスリルを味わえる絶叫系ライドです。
これまでUSJの絶叫アトラクションといえば「フライング・ダイナソー」や「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」が双璧でしたが、このトロッコは「飛ぶ」という新感覚の演出でその2強に匹敵する存在感を放っています。
実際、アトラクション好きの間では「これは新しいお気に入り!」「今までにない怖さでクセになる」と高評価。特に、絶叫系を乗り慣れている人にとっては、単なるスピードだけでなく“予想外に横へ飛ぶ”という新鮮さがたまらないようです。
スリルを求める人なら、一度は体験すべきアトラクションとして、今後も注目を集め続けるでしょう。
まとめ
「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」は、ただの“トロッコ風ライド”ではありません。ジャンプ演出、激しいスピード、そしてゲームの世界に入り込んだような没入感で、訪れた誰もが新感覚の体験を味わえるアトラクションです。
確かに「怖い」と感じる場面もありますが、それ以上に「面白い!」「また乗りたい!」という声が圧倒的。身長制限をクリアすれば、子どもでも大人でも十分楽しめる設計になっています。これからUSJを訪れる予定の方は、ぜひ早めに整理券をゲットして、この“クレイジー”な冒険に飛び込んでみてください!