東京都立川市に広がる「昭和記念公園」は、四季折々の花々や広大な芝生広場が魅力の人気スポット。週末や連休になると、家族連れやカップル、観光客で賑わいます。
しかし、そんな人気ぶりゆえに頭を悩ませるのが「駐車場の混雑」。特に春の桜シーズンや秋の紅葉、花火大会がある日は朝から満車になることも珍しくありません。
「せっかく早起きしたのに、駐車場が空いてない…」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
この記事では、昭和記念公園の駐車場情報を徹底解説。混雑する時間帯や曜日、避けるためのコツや周辺の代替駐車場まで、これを読めば混雑に振り回されることなくスムーズにアクセスできますよ!
昭和記念公園の駐車場は全部で何箇所?料金や台数も紹介
昭和記念公園の敷地はとても広く、公式の駐車場もいくつかに分かれています。どの駐車場を利用するかによって、園内のアクセスや利便性に差が出るため、事前に特徴を押さえておくことが重要です。場所、台数、利用料金をしっかり確認しておきましょう。
駐車場の場所とアクセス方法
昭和記念公園には公式駐車場が3ヶ所あり、それぞれ公園の異なるゲートに隣接しています。
もっとも利用者が多いのは「立川口駐車場」で、JR立川駅から徒歩圏内という好立地にあるため、休日は早い時間に満車になりがちです。
「西立川口駐車場」はJR青梅線・西立川駅のすぐ隣にあり、電車とセットで利用する人も多いです。
「砂川口駐車場」はやや裏手にありますが、その分比較的空いている傾向があり、混雑を避けたい人におすすめの選択肢です。
それぞれの駐車場は公園のメインスポットへの距離も異なるので、アクセスと合わせて目的地を考慮するとスムーズに楽しめます。
駐車場名 | 最寄りゲート | 住所 | 備考 |
---|---|---|---|
立川口駐車場 | 立川口 | 東京都立川市緑町3173 | 公園のメイン入口。人気No.1で混雑しやすい |
西立川口駐車場 | 西立川口 | 東京都昭島市東町5-11 | JR青梅線「西立川駅」近く。電車とセット利用も◎ |
砂川口駐車場 | 砂川口 | 東京都立川市泉町1834-1 | 比較的空いていて、裏手からのアクセスに便利 |
目的地が公園中央付近なら「立川口」が便利ですが、混雑を避けたいなら「砂川口」や「西立川口」も検討してみましょう。
駐車台数と営業時間
立川口駐車場は最大で約1,755台という大規模な収容力を誇りますが、それでも週末やイベント開催時には午前中で満車になることがあります。
西立川口は約345台、砂川口は約431台とやや小規模であるため、早めの到着が推奨されます。
営業時間は基本的に9:30~17:00となっていますが、春や夏の長期休暇、またはイルミネーションなどのイベント期間中は時間延長されることもあります。
訪問前に公園の公式サイトをチェックして、最新の営業時間情報を確認するようにしましょう。早朝から向かう場合は、周辺道路の混雑状況にも注意が必要です。
駐車場名 | 駐車台数 | 営業時間 |
---|---|---|
立川口駐車場 | 約1,755台 | 9:30~17:00(時期により変動) |
西立川口駐車場 | 約345台 | 同上 |
砂川口駐車場 | 約431台 | 同上 |
駐車場の営業時間は季節によって前後するため、訪問前には昭和記念公園の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
駐車料金の一覧表
昭和記念公園の駐車料金は一日定額制で、車種ごとに異なります。
普通車であれば1日あたり840円、バイクは260円、大型車(バスなど)は1,780円です。
この料金で1日中停めておくことが可能なので、長時間の滞在でも追加料金の心配がありません。
支払いは現金のほかに一部キャッシュレス決済も利用可能なため、事前に対応している支払い方法を確認しておくとスムーズです。
また、障害者手帳を提示すれば割引対象になる場合もあるので、該当する方は入口で申し出るようにしましょう。
車種 | 料金 |
---|---|
普通車 | 840円/1日 |
二輪車 | 260円/1日 |
大型車(バスなど) | 1,780円/1日 |
一度支払えば1日中駐車可能ですが、再入場には対応していませんので注意しましょう。
昭和記念公園の駐車場はいつ混雑する?曜日・時間帯別に解説
昭和記念公園の駐車場は時期や曜日によって混雑の程度が大きく変わります。特に週末や祝日、季節イベントが重なる日は想像以上の混雑に見舞われることも。ここでは混雑の傾向を曜日や時間帯別に詳しく解説します。
平日と休日の混雑状況の違い
平日は全体的に落ち着いた雰囲気で、駐車場の利用者も比較的少なめです。午前中から昼過ぎにかけてでも十分に駐車可能な日が多く、ゆっくりと園内を楽しみたい方には平日が狙い目となります。
一方、土日祝は状況が一変。午前9時を過ぎると、立川口駐車場を中心に混雑が始まり、10時台には満車になるケースもあります。
特に天気が良い日や気温が快適なシーズンには来園者が集中しやすく、家族連れやカップル、観光客が一斉に訪れるため、平日とは別世界のような混み具合になります。
また、祝日と土日が連なる3連休では、初日・中日ともに混雑が激しくなりやすいため、駐車場の確保はさらにシビアになります。
混みやすい時間帯とその理由
昭和記念公園の駐車場が特に混雑するのは、午前10時〜12時の時間帯です。この時間帯は来園者のゴールデンタイムとされ、家族連れや団体客が一斉に行動を始める時間と重なります。
多くの人が「午前中のうちに入園して昼ご飯を公園内で楽しもう」と考えるため、自然と車の集中が起こるのです。
早めに到着したいと考えていても、9時半ごろに立川口周辺の道路が混みはじめることがあり、渋滞によって到着が遅れるケースも多々あります。
しかも駐車場は一度満車になると、空きが出るまで待機列に並ぶことになり、入庫までに1時間近くかかることも珍しくありません。
余裕を持って来園したつもりでも、この時間帯にかかると苦労することがあるため、開園直後の到着を目指すのがベストです。
午前中から来園を予定している場合は、遅くとも9時台までの到着を目安にしましょう。
混雑ピーク時のリアルな体験談
実際に訪れた人の声を見てみると、混雑のリアルな様子がよくわかります。

「朝9時20分に到着したのに、立川口はすでに満車で、西立川口に回る羽目になった」

「11時に着いたら入庫待ちが40分だった」

「数百メートル進むのに15分かかった」
こうした口コミを参考にすることで、具体的な注意点や回避のヒントが得られるため、訪問前にはSNSやGoogleマップなどで最新の情報をチェックすることもおすすめです。
季節イベントや行楽シーズンは要注意!特に混む時期とは?
昭和記念公園は、桜・紅葉・花火・イルミネーションなど、季節ごとのイベントが非常に充実しています。それゆえに、その時期には駐車場の混雑が普段以上に激しくなるのが特徴です。どの時期に特に注意すべきか、事前にチェックしておきましょう。
桜・紅葉・花火大会などの混雑状況
昭和記念公園は、都内屈指の桜や紅葉の名所としても知られています。
春の桜(3月下旬〜4月上旬)は約1,500本のソメイヨシノが咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。特に週末は朝8時台から来園者が殺到し、9時には駐車場に長蛇の列ができることも。
秋の紅葉(11月中旬〜下旬)も見応え抜群で、イチョウ並木やモミジのトンネルを目当てに観光客が全国から訪れます。
また、夏の花火大会開催日は夜間にもかかわらず大混雑。会場周辺は交通規制が行われることもあり、車での来場は非常に困難です。
これらのイベント時は公共交通機関の利用が強く推奨されており、どうしても車で行きたい場合は周辺の駐車場を事前に予約しておく必要があります。
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桜(3月下旬〜4月上旬):開花情報とともに急激に人出が増え、朝から満車になることも
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紅葉(11月中旬):イチョウ並木が有名で、写真映えスポットを求める人が殺到
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花火大会(夏):夕方以降に大混雑。公共交通機関の利用が推奨されるほど
GW・夏休み・年末年始の傾向
大型連休や長期休暇の期間中も、昭和記念公園の駐車場は混雑のピークを迎えます。特にゴールデンウィークは晴天が続くと来園者が一気に押し寄せ、開園前から駐車場入口に列ができることも珍しくありません。
9時前後にはすでに満車という状況も多く、車で訪れるなら8時台の到着が必須になります。
夏休みは平日でも混雑しやすく、子ども向けのイベントがある日は特に混みやすい傾向にあります。
さらに、年末年始はイルミネーションなどの冬イベントが開催されるため、夜間でも駐車場が埋まることがある点に注意が必要です。特に夕方からの訪問者が増えるため、昼とは違う混雑の波があるのが特徴です。
駐車場が満車になる時間帯の傾向
イベント開催日や連休中の駐車場は、非常に早い時間から満車になります。
とくに立川口駐車場は人気が高く、8時台に到着してもすでに数十台の入庫待ちが発生していることもあるほどです。
9時〜10時の間には3箇所すべての公式駐車場が満車になるケースも多く、その後は周辺の道路が混み合い始め、動かない渋滞に巻き込まれてしまいます。
満車情報はリアルタイムで提供されていないため、現地に着いてから「もう停められない…」と判明するケースも少なくありません。
そうしたリスクを避けるためには、早朝の到着を目指すか、駐車場予約サービスを活用するのが得策です。ピーク時のタイミングを把握しておくことで、無駄な待ち時間を大幅に減らすことができます。
混雑を回避するための4つの対策
昭和記念公園の駐車場は、混雑を知っていれば対策できる場所でもあります。ちょっとした工夫やタイミングのずらし方、代替手段を取り入れるだけで、ストレスのない訪問が可能に。ここでは実践しやすい4つの具体的な対策を紹介します。
開園前に到着する
最もシンプルかつ効果的な混雑回避法は「とにかく早く行く」こと。特に立川口駐車場は非常に人気が高いため、開園時間に合わせて動くと、すでに多くの車で列ができている可能性があります。
確実に駐車スペースを確保したいなら、開園時間の30分〜1時間前には現地入りするのが理想的です。
少し早起きにはなりますが、朝の空気は気持ちよく、園内も空いていてのんびり過ごせます。
お弁当やレジャーシートを持ってゆっくり朝食を楽しむのもおすすめの過ごし方です。また、朝早い時間なら周辺道路も空いているため、渋滞に巻き込まれるリスクもぐっと下がります。
平日やオフシーズンを狙う
混雑を避けたいなら、曜日や時期の選び方も重要です。土日や祝日は当然ながら混み合いますが、逆に平日は驚くほどスムーズに入園できます。
特に、春休みや夏休みなどの長期休暇が終わった直後の平日は狙い目です。また、イベントがない時期、たとえば2月や6月などは来園者が少なく、園内もゆったりとした雰囲気。
駐車場も空いていて、好きな場所に余裕を持って停めることができます。観光地では「何もない日こそ穴場」と言われるように、あえてオフシーズンを狙うのは賢い選択。休みが取れる方は、ぜひ平日訪問を検討してみてください。
公共交通機関を利用する
そもそも駐車場の混雑から完全に解放されたいなら、最も有効なのが電車などの公共交通機関の利用です。
昭和記念公園は、JR立川駅・西立川駅から徒歩でアクセスできる立地にあるため、車がなくてもまったく問題ありません。特にイベント開催日や祝日は道路の渋滞もひどく、到着に時間がかかるうえに、現地の駐車場も満車になりやすい状況。
電車であれば時間通りに移動でき、ストレスも大幅に軽減されます。西立川口からは徒歩1分、立川駅からでも徒歩10〜15分と好アクセスなので、ベビーカーや荷物が多い方でも安心です。
混雑する日ほど、「電車にしてよかった」と実感する人が多い傾向にあります。
JR立川駅や西立川駅からは公園まで徒歩圏内。渋滞や駐車場探しのストレスを避けたい方には電車の利用がベストです。特に花火大会や大型イベントの日は電車一択と言えるでしょう。
周辺のコインパーキングを利用する
もし公式駐車場が満車でも、諦める必要はありません。昭和記念公園周辺には、立川駅・昭島駅・砂川七番駅周辺を中心に多数のコインパーキングが点在しています。
タイムズ、NPC、リパークなどがあり、なかには最大料金が設定されている駐車場もあるので、長時間の滞在でも安心して利用できます。
また、徒歩10〜15分ほどかかる場所であれば、空いている確率が高く、かつ公園までの道のりも散策気分で楽しめるのが魅力です。
さらに、最近では「akippa」や「特P」などのアプリを使えば、事前予約も可能。イベント開催日や週末に訪れる場合は、事前に代替駐車場をチェックしておくことで、当日の不安を大きく減らすことができます。
周辺の駐車場情報まとめ|混雑時の代替案にも
昭和記念公園の公式駐車場が満車になってしまった場合、すぐに引き返す必要はありません。実は、周辺には民間のコインパーキングや予約制の駐車場が豊富にあります。ここでは、混雑時に頼れる代替駐車場を中心に、便利でコスパの良いスポットを紹介していきます。
昭島駅や立川駅周辺の駐車場情報
昭和記念公園の最寄り駅であるJR立川駅や昭島駅の周辺には、時間貸しのコインパーキングが充実しています。
例えば、立川駅北口には「タイムズ立川北第3」や「リパーク立川曙町」などがあり、駅から徒歩15分程度で公園の立川口へアクセスできます。
また、昭島駅周辺には「NPC昭島モリタウンパーキング」があり、こちらは大型ショッピングモール併設のため、ついでに買い物も楽しめるメリットがあります。
これらのエリアは交通アクセスが良く、休日でも比較的空きが見つかりやすいのが特徴。
やや歩く必要はありますが、渋滞を避けてストレスなく駐車できるのは大きな利点です。ベビーカーや荷物が多い場合でも、駅周辺の施設を活用すれば負担を減らすこともできます。
一日最大料金が安いおすすめ駐車場
駐車場を選ぶ際、「最大料金の有無」はかなり重要なポイントです。昭和記念公園周辺には、最大料金付きで利用しやすいパーキングが複数あります。
例えば「タイムズ立川曙町第7」は最大料金900円で、一日中停めても安心。
ほかにも「NPC昭島モリタウン」は800円、「リパーク昭島東町5丁目」は700円など、比較的リーズナブルな設定となっています。
公式駐車場と比べてもほぼ同等、またはそれ以下の価格で利用できるため、混雑時の代替だけでなく、初めからこちらを狙うのも賢い選択です。
また、買い物や食事と組み合わせて利用することで、駐車料金の割引やポイントがもらえることもあるため、ちょっとした節約にもつながります。長時間ゆっくりと過ごしたい人には、こうした「上限あり駐車場」が断然おすすめです。
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タイムズ立川曙町第7(最大料金900円)
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NPC昭島モリタウン(最大料金800円)
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リパーク昭島東町5丁目(最大料金700円)
これらの駐車場は最大料金が設定されているため、長時間の滞在でも安心して利用できます。
タイムズやNPCなどの予約可能な駐車場
最近では、駐車場の混雑を避ける手段として「事前予約」が一般化しつつあります。
「akippa」や「特P」といった駐車場予約サービスを利用すれば、昭和記念公園周辺でも事前にスペースを確保することができます。
とくにイベントシーズンや連休中など、確実に駐車場を押さえておきたい場合に非常に便利です。
予約時には料金・位置・サイズ・キャンセルポリシーなどが確認できるため、自分のスケジュールや車種にぴったりの駐車場を選ぶことが可能です。
また、意外と見逃されがちですが、個人宅の空きスペースを活用した“民間駐車場”もあり、公式やコインパーキングよりも安く停められるケースも多々あります。特に徒歩10分圏内の穴場駐車場は、早い者勝ちになるため、事前の予約が有効です。
まとめ
昭和記念公園の駐車場は非常に便利ですが、週末やイベントシーズンはかなりの混雑が予想されます。スムーズに楽しむためには、早めの到着や公共交通機関の活用がポイント。混雑時には周辺のコインパーキングや予約制駐車場を使うのも一つの手です。この記事を参考に、賢くアクセスして快適な一日を過ごしてくださいね。