マロングラッセは高くてまずい？美味しい？渋皮煮との違いと高価な理由

マロングラッセは美味しいですか？高級な贈答品としても知られているマロングラッセですが、その独特の味や風味から、まずいという人も少なからずいる事は事実です。

マロングラッセってどんなお菓子？

マロングラッセは、甘栗を砂糖（と洋酒）に漬け込み、しっとりやわらかに仕上げた栗のお菓子です。

砂糖で覆われた栗は甘く、洋酒（ブランデーやラム酒など）の香りが口の中で広がる高級な大人のお菓子です。

口の中で栗がホロリと崩れるほど柔らかく漬け込んである優しい食感なことも特徴です。

渋皮煮は栗の皮も一緒に煮込んであるのに対して、マロングラッセは糖蜜に漬け込んで作るという違いがあります。

また、渋皮煮は栗そのものの味を楽しむ上品な甘さで、お正月などの縁起物としても食卓に出てくることがあります。

マロングラッセは味が濃く、渋皮煮よりも甘くて香りも豊かな物が多いです。バニラの香り付けがしてあったり、ラム酒に漬けて大人風にしてある物もありますし、砂糖でコーティングされている物はかなり甘いです。

マロングラッセがまずいと感じる人は以下のような方々です。

かなり甘いですし、洋酒の香りがするものも多いので、お酒と甘いものが苦手という人は食べない方がいいでしょう。

逆にマロングラッセを美味しいと感じる人は以下のような方々です。

マロングラッセは好きな人は本当に好きなお菓子ですね。記念日に食べたり、お祝いで人に送ったり、高級なお菓子としても有名ですので、贈答品としても使われることが多いです。

よく贈答品としても利用されるマロングラッセ、「頂いたもののマロングラッセが甘すぎて全部食べられません」という方もいるかもしれません。人からいただいたものをまた人にあげるのも気が引けるし、ましてや捨てるもの申し訳ない。

そんな時にマロングラッセ食べやすいものに作り直すことはできないのでしょうか？

ベストな方法は、他のお菓子に混ぜる事です。

例えば、ブラックコーヒーと一緒に食べたり、アイスに混ぜて食べるもの美味しいです。また、粗く刻んでロールケーキの具材にするのもいいですし、少し作るのが大変にはなりますが、生地に練り込んでマフィンにすると美味しくいただけると思います。

あるいは、小さく刻んでしまえば、パンに乗せたりと色々な料理に使える食材になります。

マロングラッセはどうして値段が高いのでしょうか。

それは、一つ一つ作るのが大変で手間がとてもかかるということが理由にあげられます。栗料理って皮も硬いし地味な割に手間がとってもかかる食材ですよね。。。

マロングラッセの作り方

栗を１つずつ崩れないようにガーゼなどで包み、それを水で煮つつ徐々に砂糖を入れていきシロップを作って超弱火で煮る、砂糖を足すを繰り返してシロップを栗中に浸透させて行く工程を４～５日かけて行います。

ただし、贈答品として送られる大粒の１個づつ包装されてるようなマロングラッセは高いですが、
割れてしまったマロングラッセは「訳あり品」として、１袋にまとめられて安く売られています。日常で自分で食べるだけでしたら、訳ありで安くお得に購入できるのは嬉しいですね。