オートバックスでサイドミラー修理は可能?費用相場とディーラー比較

車を駐車していたらサイドミラーが折れていた、うっかり狭い道でぶつけて割れてしまった…。

サイドミラーが壊れてしまった時、どこに修理を依頼すればよいか迷う方も多いのではないでしょうか。ディーラーだと高そうだけれど、自分で直すのは不安。オートバックスなら修理をスムーズに済ませられるかもしれません。しかし、費用や修理範囲、保険の利用などわからないことも多いですよね。

この記事では、オートバックスでサイドミラー修理を検討する方に向けて、費用相場から予約方法まで詳しく解説します。修理を急いでいる方も、まず情報を集めたい方も、この記事を読むことで安心して行動を決められるはずです。

この記事でわかること

  • オートバックスで対応できるサイドミラー修理の範囲

  • 修理費用の目安とコストを抑えるポイント

  • ディーラー修理との違いとメリット・デメリット

  • 保険適用の可否と注意点

  • 修理予約の流れと当日の準備

サイドミラーが壊れたとき、まず確認すべきこと

サイドミラーは運転中の視界を確保する重要なパーツです。うっかりぶつけたり、強風やいたずらで破損するケースも少なくありません。破損状況を正しく確認しないまま走行を続けると、安全性の低下だけでなく、道路交通法違反になる可能性もあります。

まずは落ち着いて、どのようなトラブルが起きているかをチェックしましょう。

どんなトラブルが多い?

サイドミラーのトラブルにはいくつかの種類があります。代表的なのは以下の通りです。

  • ミラー面のひび割れ・破損

  • ミラー全体の脱落やぐらつき

  • 電動格納機能やヒーターの故障

  • 配線の断線による調整不可

たとえば、ミラーが割れてもフレームが残っている場合は視界を確保しづらくなる程度ですが、脱落や大きくぐらつく状態では運転が危険です。放置せず、早めの対処が必要です。

放置すると起こるリスク

破損したサイドミラーをそのままにすると、次のような問題が発生します。

  • 死角が増え、事故リスクが高まる

  • 道路交通法違反で罰金や減点の可能性

  • 配線がむき出しになり、二次故障を引き起こす

特に電動タイプは内部に水が入りやすく、故障が広がりやすいため注意しましょう。

応急処置の方法

もし走行中に破損した場合、以下の応急処置を行いましょう。

  1. 割れたミラーが脱落しないよう、養生テープなどで固定

  2. 配線がむき出しの場合は防水テープで保護

  3. 応急処置をしても視界が確保できない場合は運転を控える

あくまで一時的な対応ですので、なるべく早く専門店で修理を依頼してください。

オートバックスでサイドミラー修理はできる?

サイドミラーの修理はディーラーに依頼するイメージが強いですが、オートバックスでも対応可能です。店舗によって対応範囲は異なるものの、破損したミラーの交換や調整、電動格納機能の修理など幅広く相談できます。

まずは自分の車種や故障内容を把握し、事前に店舗へ問い合わせるとスムーズです。ここではオートバックスで行える修理内容やディーラーとの違い、修理の流れを詳しく解説します。

対応可能な修理・交換の範囲

オートバックスで対応できるサイドミラーの主な修理・交換は以下の通りです。

  • ミラー面のみの交換(ガラス部分の破損)

  • ミラー本体ごとの交換(フレームや内部故障)

  • 電動格納モーターやヒーターの修理

  • 塗装済み純正部品の取寄せ・取り付け

ただし、輸入車や特殊車両の場合は部品が取り寄せできないケースもあります。まずは車検証を持参し、対象車種か確認することが重要です。

ディーラーとの違い

オートバックスに修理を依頼する際、ディーラーとの違いを理解しておくと判断しやすくなります。ディーラーはメーカー純正部品を使うため品質や保証の面で安心感がありますが、その分費用が高額になることも多いです。

一方で、オートバックスは純正部品に加えて社外品も取り扱えるため、部品代を抑えやすい傾向にあります。さらに、在庫があれば短時間で作業が完了することもあり、急ぎで修理したい人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

項目 オートバックス ディーラー
部品 純正・社外品選択可 基本的に純正品
修理費用 比較的安い傾向 高めになりやすい
納期 在庫があれば即日対応 部品取り寄せで数日かかる場合も
保証 部品・作業保証あり メーカー保証対応可能

作業内容や保証範囲はディーラーと異なるため、どちらが自分に合うか比較検討するのがおすすめです。

修理にかかる時間・流れ

修理の所要時間は作業内容によって変わります。目安は以下の通りです。

  • ミラー面のみ交換:約30分

  • ミラー本体交換:約1~2時間

  • 電動機構修理:約1.5~3時間

作業の流れは次の通りです。

  1. 店舗で故障状況の確認

  2. 見積もり提示・部品手配

  3. 交換・修理作業

  4. 動作確認と引き渡し

予約なしでも相談は可能ですが、混雑する土日は事前予約をおすすめします。

修理費用の目安と注意点

サイドミラー修理を検討するとき、やはり一番気になるのは費用面ではないでしょうか。実際の金額は車種や故障の程度、部品の種類によって大きく変わります。

オートバックスでは、純正品・社外品の選択肢があるため、ディーラーよりも費用を抑えやすいケースが多いのが特徴です。修理を依頼する前に、相場や保険利用の可否、予算を抑えるための工夫を知っておくと安心です。

部品代と工賃の相場

サイドミラー修理の費用は「部品代」と「工賃」に分かれます。おおむね以下の金額が目安です。

修理内容 部品代の目安 工賃の目安
ガラスのみ交換 約5,000~10,000円 約5,000円
ミラー本体交換(手動) 約10,000~20,000円 約5,000~8,000円
ミラー本体交換(電動・ヒーター付) 約20,000~40,000円 約8,000~12,000円

たとえば、ガラスのみの破損なら1万円前後で済むこともありますが、電動機構がついた高機能タイプでは5万円以上かかる場合もあります。車種やグレードによる差が大きいため、正確な見積もりを取るのがおすすめです。

保険適用の可否

サイドミラーの修理費用は、状況によっては自動車保険(車両保険)で補償される場合があります。以下の条件を確認しましょう。

  • 偶発的な事故や飛び石による破損か

  • 契約中の保険に車両保険がついているか

  • 免責金額(自己負担額)がいくらか

保険を使うと修理費用を抑えられる反面、等級が下がって翌年以降の保険料が上がる可能性もあります。たとえば修理費が3万円で、免責額が5万円なら保険を使うメリットはありません。利用前に保険会社に見積書を提出し、シミュレーションをしてもらうと判断しやすいです。

コストを抑えるポイント

なるべく費用を節約したい場合、以下のポイントを意識しましょう。

  • 社外品を利用できるか相談する

  • シンプルな部品への交換を検討する

  • オートバックス会員割引やキャンペーンを活用する

部品の選び方やタイミング次第で、想定よりも安く修理できることがあります。ただし、価格だけで決めず、保証内容や安全性もきちんと確認することが大切です。

オートバックスで修理するメリット・デメリット

サイドミラー修理をオートバックスに依頼するか、それともディーラーや専門工場にお願いするか。迷う方は多いでしょう。オートバックスならではのメリットは確かに多くありますが、車種や修理内容によってはデメリットもあります。

後悔しないために、それぞれの特徴を整理し、どんな人に向いているか確認しておきましょう。

メリット(利便性・価格・全国対応など)

オートバックスの魅力は、何といっても身近さと利便性です。全国に店舗があり、買い物ついでに立ち寄れる気軽さがあります。また、修理費用がディーラーより比較的リーズナブルに抑えられるのも大きなメリットです。

具体的には次のような利点が挙げられます。

  • 部品在庫があれば即日対応できるスピード感

  • 純正品・社外品の選択ができ、予算に合わせやすい

  • 作業後も一定期間の保証がつく安心感

  • ネットや電話で簡単に予約可能

時間や費用の負担を抑えたい方には特に向いています。

デメリット(在庫・技術面など)

一方で、すべてのケースでオートバックスが最適とは限りません。店舗によっては部品の在庫が少なく、取り寄せに時間がかかる場合があります。また、電動格納ミラーや輸入車など、特殊な作業が必要な場合はディーラーに比べて対応範囲が限られることもあります。

主なデメリットとしては、以下の点に注意が必要です。

  • 特殊車両・輸入車では対応できないケースがある

  • ディーラーと比べると作業実績が少ない場合も

  • 在庫がない場合、数日~1週間程度の納期がかかる

技術面や保証の充実を重視するなら、ディーラーも選択肢に入れると安心です。

どんな人に向いているか

オートバックスでサイドミラー修理を依頼するのは、次のような方に向いています。

  • とにかく早く修理を済ませたい

  • 修理費用を抑えたい

  • 社外品も含めて幅広い選択肢から選びたい

  • 近所に店舗がありアクセスが便利

逆に、輸入車や特殊装備が多い車を所有している場合や、メーカー保証を優先したい方はディーラーへの相談も検討しましょう。どちらにするか迷ったときは、見積もりを両方で取って比較するのがおすすめです。

サイドミラー修理の予約方法と流れ

実際にオートバックスでサイドミラー修理を依頼する際は、予約から完了までの流れを知っておくとスムーズです。特に土日や長期休暇シーズンは混雑しやすいため、計画的に進めることが大切です。ここでは予約の手順や当日の持ち物、修理後の注意点をまとめます。

電話・Web予約の手順

オートバックスでは、電話・Webのどちらからでも修理予約が可能です。

予約の基本的な流れは以下の通りです。

  1. 最寄りの店舗に電話、または公式サイトから予約を行う

  2. 車種・年式・型式、破損状況を伝える

  3. 部品の在庫確認と見積もりを受ける

  4. 来店日時を確定する

特にWeb予約は24時間対応しており、忙しい方に便利です。予約が完了したら、確認メールや電話連絡が入るため、内容をしっかりチェックしておきましょう。

当日の持ち物

修理当日は、スムーズな受付のために必要なものを準備しましょう。忘れがちな書類があるので、前日までに確認することをおすすめします。

  • 車検証(自動車検査証)

  • 自動車保険証券(保険利用予定の場合)

  • 予約内容がわかる書類や画面

車検証は部品の適合確認に必要です。保険を適用する際も、証券番号や契約内容の提示を求められる場合があります。

修理後の注意点

修理が完了したら、その場で動作確認を一緒に行います。電動格納機能やミラー角度調整が正しく動くか、ヒーター機能が正常かを確認しましょう。修理後は取り付け部分が緩んでいないか、走行中に異音がしないかも注意が必要です。もし不具合が見つかった場合は、すぐに店舗へ相談してください。

修理後1週間程度は、念のため走行前にミラーの状態を目視で確認する習慣をつけると安心です。

まとめ

サイドミラーの破損は、見た目だけでなく安全性にも直結する重要なトラブルです。オートバックスなら、全国の店舗で比較的スピーディーかつ手頃な価格で修理や交換に対応してもらえます。

修理の際は、まず破損状況を正確に把握し、純正部品と社外品の違いや費用の目安を知ることが大切です。また、自動車保険を使えるケースもありますので、保険会社への相談も忘れずに行いましょう。

今回の記事で紹介したメリット・デメリットを踏まえ、必要に応じてディーラーとの見積もり比較を行うと後悔のない選択ができます。何よりも大切なのは、安全を最優先に考え、破損した状態を放置しないことです。

もしサイドミラーの不具合に気づいたら、なるべく早く専門店へ相談し、安心して運転できる状態に戻しましょう。

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