「最近ルセラフィムってあまり見かけない…」「昔ほど話題になっていない気がする」。そんな声をSNSや掲示板で見かけたことはありませんか?
デビュー当初の爆発的な注目から時間が経ち、ルセラフィムの人気に陰りが見えてきたのではと心配するファンも少なくありません。
この記事では、ルセラフィムの人気が本当に落ちたのかどうか、メディア露出・SNS動向・音楽チャートなど多角的に検証。さらに、過去の全盛期と比較しながら、現在の実力やファンの声、今後の展望まで詳しく解説していきます。

過去のファンも、最近距離を置いている人も、この記事を読めば今のルセラフィムの「本当の姿」が見えてくるはずです。
ルセラフィムの人気が落ちたと感じる理由とは?
一部のファンの間で「最近ルセラフィムの勢いが落ちたのでは?」と囁かれる理由には、いくつかの具体的な要因があります。まずはその“体感的な違和感”の背景を見ていきましょう。
メディア露出の減少とファンの不安
以前はテレビ音楽番組、バラエティ、CMなどで頻繁に姿を見せていたルセラフィム。しかし最近では、地上波での露出が減少したという声が多く聞かれます。
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2023年前半:音楽番組出演数 週3〜4本
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2024年後半:月2〜3本程度に減少
ファンの目に触れる機会が少なくなると、「人気が落ちたのでは」と感じやすくなります。実際はカムバック準備や海外活動にシフトしているだけの場合も多く、露出の減少=人気低下とは言い切れませんが、不安を生む要素であることは確かです。
SNSでの反応の変化
Twitter(現X)やInstagram、TikTokなどでも、かつてのような「バズ投稿」が少なくなっている印象があります。
比較:Instagramいいね数推移(LE SSERAFIM公式)
時期 | 投稿平均いいね数 |
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2022年5月(デビュー期) | 約80万 |
2024年12月 | 約45万 |
数値としてはまだ高水準ですが、他の第4世代グループ(例:NewJeansやIVE)の爆発的な反応と比べると、やや落ち着いた印象です。
音楽チャートや売上の推移から見る影響
CD・配信売上やチャート成績にも注目してみましょう。
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『FEARLESS』(2022):初週売上 約17万枚
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『UNFORGIVEN』(2023):初週売上 約125万枚
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『EASY』(2024):初週売上 約97万枚
売上自体は依然として高い水準ですが、前作からの微減に敏感に反応するファンもいます。人気の「上昇トレンド」が一旦落ち着いた段階といえるかもしれません。
過去と比較してみるルセラフィムの全盛期
「人気が落ちた」と感じるためには、まず「いつがピークだったのか」を明確に知る必要があります。ルセラフィムの過去の全盛期を振り返ってみましょう。
デビュー時のインパクトと話題性
2022年5月、HYBE傘下のSOURCE MUSICからのデビュー。元IZ*ONEの宮脇咲良とキム・チェウォンが在籍していたこともあり、デビュー前から大きな話題となりました。
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YouTubeティーザー動画再生数:約500万回(24時間以内)
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韓国国内外で「大型新人」としてメディアも注目
グループ名の意味や、コンセプトムービーもSNSで大きなバズを生んでいました。
ヒット曲とYouTube再生回数の推移
楽曲名 | 公開から1年後の再生数 |
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FEARLESS | 約1.4億回 |
ANTIFRAGILE | 約2.2億回 |
UNFORGIVEN | 約1.5億回 |
デビュー曲にして1億回超えを記録するなど、数字としても明確な「全盛期」が見てとれます。
ファッション・広告業界での注目度
ルセラフィムは音楽活動以外でも評価され、メンバー単位での広告出演やファッション誌の表紙も多数。
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KAZUHA:ELLE・VOGUE出演
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SAKURA:高級ブランドPRADAのアンバサダー
ビジュアルの高さと個性で業界からの注目も集めていました。
人気低下の要因とされる出来事・論争
人気が少し落ち着いてきた背景には、いくつかのマイナス要因も考えられます。以下はファンの間で議論された「逆風」の要素です。
炎上騒動やメンバー関連のトラブル
一部のメンバーに関する過去の発言や行動が掘り起こされ、SNSで炎上する事態が何度か発生しました。
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コメント内容が「冷たい」「計算高い」と解釈され拡散
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ファン同士の対立や脱退要求が一部で見られる
このようなネガティブニュースは、外部ファンの印象に大きく影響を与えがちです。
過密なスケジュールによるクオリティ低下?
音楽番組・イベント・海外スケジュールが重なり、一部では「パフォーマンスに疲れが見える」「歌が安定していない」との声も。
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2023年:年間スケジュール100本以上
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休養をとるメンバーが出る時期も
質より量を優先しているように見えた時期があり、ファンの評価にも影響した可能性があります。
他の第4世代グループとの競争激化
NewJeans・IVE・aespaなど、次々と実力派のグループが台頭。特にNewJeansは楽曲とスタイリングで圧倒的な話題性を持っており、SNSの主役の座を奪われつつあります。
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NewJeansの「Ditto」:SpotifyグローバルTOP50入り
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IVEの「I AM」:国内チャート1位多数

K-POP全体の盛り上がりの中で、相対的に見え方が弱くなってしまいました。
現在のルセラフィムの実力とファンの声
それでもなお、ルセラフィムには他グループにはない「武器」があります。現在の姿をしっかり見ていくことで、今後の可能性も見えてきます。
パフォーマンス・ビジュアル面の評価
ルセラフィムの最大の強みは、キレのあるダンスと一体感あるステージ構成。最近の「EASY」ではコンセプチュアルな演出で再評価を受けています。
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「EASY」:振付難易度が高く、プロからも高評価
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フェスや海外ステージでの完成度が話題に
ステージごとのコンセプト表現力は他グループと一線を画しています。
熱心なファンが支えるSNS活動
一部ファンダムは以前よりもさらに熱心に活動中。翻訳、スケジュール管理、YouTube切り抜き配信などで支えています。
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TikTokのファン動画:バズ再生も多数
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個人メンバーの海外人気も高水準
これが根強い人気の支えとなっています。
今後の活動スケジュールと注目ポイント
2025年には世界ツアーや英語曲リリースの噂もあり、グローバル戦略に注目が集まっています。また、メンバーの個人活動にも期待が持たれます。
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KAZUHAの女優デビュー説
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SAKURAのYouTubeチャンネル開設 など
再び話題性を取り戻すタイミングは十分に存在します。
まとめ:ルセラフィムの人気は本当に落ちたのか?
結論として、「ルセラフィムの人気が落ちた」とは言い切れません。むしろ、全盛期のような“熱狂的バズ”は落ち着いたが、安定した人気層に支えられていると見るのが正確です。
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メディア露出は減少したが、ファン活動は活発
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音楽売上・パフォーマンス評価は依然高水準
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第4世代の競争激化で“相対的に”目立たなくなった
今後の展開次第では、再びブームの中心に返り咲く可能性も十分にあります。かつて推していた人も、もう一度ルセラフィムをチェックしてみてはいかがでしょうか?