GUの米国仕様とは?日本仕様とのサイズ感の違いと失敗しないための選び方

GUの商品ページやレビューを見ていると、「米国仕様」や「+OS(プラスオーバーサイズ)」という言葉を目にすることがあります。普段GUを着ている人ほど、「いつものGUと何が違うのだろう」「アメリカ向けの商品なのだろうか」と疑問に感じやすいはずです。

とくにサイズ感については、「大きすぎる」「丈が長い」といった声もあり、購入前に不安になる人も少なくありません。

結論から言うと、GUの米国仕様は、海外専用に作られた特別な商品ではありません。ただし、日本でよく見かける通常のGUと比べて、サイズ感やシルエットがはっきり異なるラインであることも事実です。この違いを正しく理解していないと、「サイズ選びに失敗した」「思っていた着心地と違った」と感じてしまう原因になります。

この記事では、GU公式で使われている「米国仕様」という言葉の意味を整理し、日本仕様との違い、サイズ感の特徴、そして失敗しにくい選び方までを、できるだけやさしい言葉で解説していきます。

GU公式で使われている「米国仕様」という言葉の意味

まず大切なのは、GUの公式サイトやレビュー欄で、実際に「米国仕様」という言葉が使われているという点です。これは噂や非公式な表現ではなく、GU側がユーザーに向けて説明するために用いている言葉です。

ただし、この「米国仕様」という表現は、文字どおり「アメリカ市場だけに向けて作られた商品」という意味ではありません。アメリカでしか売っていない、あるいは日本とはまったく違う規格で生産されている、といったものではないのです。

GUが公式に使っている「米国仕様」とは、アメリカのファッショントレンドを強く意識して設計された、オーバーサイズ前提のデザインであることを説明するための言葉だと考えると理解しやすくなります。

「米国仕様=+OS(プラスオーバーサイズ)」という考え方

GUの米国仕様は、商品名や説明文では「+OS(プラスオーバーサイズ)」と表記されています。この+OSは、単にサイズを大きくした商品ではありません。最初から「ゆったり着る」「余裕のあるシルエットを楽しむ」ことを目的として設計されたシリーズです。

日本でよく見かける通常のGUは、多くの人が無理なく着られるよう、体にほどよく合うサイズ感を基準に作られています。一方、+OSは、着たときに肩が落ち、身幅に余裕があり、丈もやや長くなるようにデザインされています。これはサイズミスではなく、デザイン上の意図です。

つまり、米国仕様とは「大きく作られてしまったGU」ではなく、「大きく着ることを前提にしたGU」だと言えます。

なぜ「米国仕様」と呼ばれているのか

では、なぜGUはこのラインを「米国仕様」と表現しているのでしょうか。その理由は、アメリカのファッションの特徴にあります。

アメリカのカジュアルファッションやストリートファッションでは、体のラインを強調しない服装が一般的です。肩を落としたデザイン、広めの身幅、長めの丈など、全体的にゆったりとしたシルエットが好まれる傾向があります。

GUの+OSは、こうしたアメリカのトレンドを取り入れて作られています。そのため、「USトレンドを意識したサイズ感ですよ」という意味を、わかりやすく伝える表現として「米国仕様」という言葉が使われているのです。

重要なのは、「アメリカ向け商品」ではなく、「アメリカっぽい設計」という点です。この違いを理解しておくと、言葉に振り回されにくくなります。

日本仕様GUと米国仕様(+OS)の違い

ここで、日本仕様と米国仕様の違いを、感覚ではなく整理して見てみましょう。

比較項目 日本仕様GU 米国仕様(+OS)
設計の考え方 日本人の体型基準 USトレンド基準
身幅 標準的 広め
肩まわり すっきり 落ち感がある
着丈・股下 バランス重視 やや長め
着た印象 きれいめ ゆったり

この表からわかるように、素材や品質が違うわけではなく、「どういう着方を想定しているか」が大きく異なっています。見た目の印象が違うのは、そのためです。

生地や品質に違いはあるのか

「米国仕様の方が生地が厚い」「海外向けだから丈夫そう」と感じる人もいますが、基本的には品質面で大きな差はありません。GUは価格と品質のバランスを重視したブランドであり、+OSだけ特別な素材を使っているわけではないからです。

着たときにしっかりしていると感じる場合、それはサイズが大きく、生地に余裕があるため、そう感じやすいという理由がほとんどです。実際には、通常ラインと同じ基準で作られています。

サイズ感が大きく感じられる理由

米国仕様(+OS)を初めて着た人が、「思ったより大きい」と感じるのは自然なことです。それは、日本仕様のサイズ感を基準に考えてしまうからです。

日本仕様のGUは、着たときにちょうどよく見えることを重視しています。一方、+OSは、余白を楽しむデザインです。同じMサイズでも、設計の考え方が違うため、着用感に差が出ます。この違いを理解せずに選んでしまうと、「サイズ選びに失敗した」と感じてしまいやすくなります。

サイズ選びで失敗しない考え方

米国仕様(+OS)を選ぶときは、「普段のGUと同じ感覚で選ばない」ことが大切です。基本的には、普通に着たい場合はワンサイズ下を検討すると、バランスが取りやすくなります。

普段のGUサイズ +OSで検討しやすいサイズ
M S
L M
XL L

もちろん、あえて大きめに着たい人や、ストリート系の着こなしが好きな人は、いつも通りのサイズを選ぶのも間違いではありません。大切なのは、自分がどんな雰囲気で着たいのかを基準に考えることです。

まとめ

GU公式では、実際に「米国仕様」という言葉が使われています。しかしそれは、アメリカ市場専用の商品が存在するという意味ではありません。

米国仕様とは、USトレンドを反映したオーバーサイズ設計を示す説明用語です。その正体は、世界共通で販売されている「+OS(プラスオーバーサイズ)」というラインになります。

サイズ感は通常のGUより大きめに作られているため、普通に着たい場合はワンサイズ下を検討するのが合理的です。「米国仕様」という言葉に惑わされず、「大きめ設計のGU」として理解すれば、購入時に迷うことは少なくなります。

サイズ表を確認しながら、自分の体型や着たい雰囲気に合った一着を選んでみてください。