東筑波ユートピアは本当にひどい？口コミ評判と動物園の楽しみ方

「東筑波ユートピアって、名前は素敵だけど“ひどい動物園”って本当？」

そんな疑問を持つ方が、近年急増しています。SNSやレビューサイトでは「動物がかわいそう」「施設がボロボロ」など厳しい意見もある一方で、「逆に面白かった」「他ではできない体験ができる」と肯定的な声も少なくありません。

この記事では、実際に寄せられているリアルな口コミをもとに、東筑波ユートピアの“本当の姿”を徹底解説します。

・どこが「ひどい」と言われているのか？

・それでも訪れる価値がある理由とは？

・行く前に絶対知っておきたい注意点は？

このような疑問に答えながら、あなたが後悔しない選択をできるようサポートします。

東筑波ユートピアとは？話題の“B級動物園”の実態

「東筑波ユートピア」は、茨城県石岡市の山中にある小さな動物園兼テーマパークです。名前だけ聞くと理想郷のようなイメージを抱きますが、実際には多くの人がSNSやレビューサイトで「ひどい」「やばい」と表現しています。

それにも関わらず、ある意味“クセになる”といった声もある不思議な場所です。

もともとは高度経済成長期の1965年に開園し、長年にわたり地元の観光地として存在してきました。近年はテレビ番組で取り上げられたことや、動物と触れ合える距離の近さから、じわじわと再注目を集めています。

ただしその人気の理由は“癒し”や“かわいい”といった一般的な動物園の魅力とは一線を画します。事前に情報を知らずに訪れると、ギャップに戸惑う可能性大。

だからこそ「本当にひどいのか？」「どんな場所なのか？」というリアルな体験談や評判を事前に知っておくことが大切です。

実際の口コミから見る「ひどい」理由とは

東筑波ユートピアが「ひどい」と言われる主な理由は、実際に訪れた人たちの口コミに集約されています。

SNSやレビューサイトでは

• 「汚い」
• 「動物がかわいそう」
• 「施設がボロボロ」

といった声が多く見られますが、それらの背景には具体的な問題が存在します。

ここでは代表的な3つの問題に焦点をあてて、リアルな評判を深掘りしていきます。

清掃・衛生面の不備

最も多く指摘されているのが、園内の清掃状況です。動物のふんがそのまま放置されていたり、悪臭が漂っていたりする場所もあるため、衛生的に不快と感じる人が少なくありません。

とくに犬や猫のエリアでは、糞尿の処理が不十分で、夏場はハエが飛び回ることも報告されています。清掃スタッフの数や資金面の問題が背景にあると考えられますが、これは訪問者の印象を大きく左右する要素です。

動物の管理状態の問題

動物の健康状態に対する懸念も大きな問題点です。足を引きずるヤギ、羽が抜け落ちた鳥、痩せ細ったイヌなど、明らかにケアが行き届いていないと感じられる個体が複数報告されています。

中には「目が赤くただれた馬を見てショックだった」といった投稿も。もちろんすべての動物がそうではありませんが、施設の管理体制や獣医の常駐状況に疑問を感じる声があるのは確かです。

設備や安全性の課題

動物だけでなく、施設そのものにも「ひどい」と言われる理由があります。山の斜面に位置する園内は、急勾配の坂道や狭い通路が多く、手すりが壊れていたり、屋根に穴が開いていたりと安全面に不安が残る箇所もあります。

高齢者や小さな子ども連れの場合は、十分な注意が必要です。

それでも楽しい？東筑波ユートピアの魅力ポイント

一見ネガティブな意見が目立つ東筑波ユートピアですが、実は「行ってよかった」「他にはない体験ができる」といったポジティブな感想も少なくありません。

普通の動物園とは一味違う、手作り感あふれる独特な世界観に魅了される人も多いのです。ここでは、東筑波ユートピアならではの魅力を3つご紹介します。

動物との距離が異常に近い

東筑波ユートピアの最大の魅力は、なんといっても動物との距離感。多くの動物にエサをあげたり、直接触れ合ったりすることができます。普通の動物園では柵越しにしか見られないイノシシやアライグマにも、ここでは手が届くほど近づくことが可能です。

良くも悪くも“管理がゆるい”ため、まるで動物と一緒に暮らしているかのような感覚を味わえるのが特徴です。

自然豊かな山中で非日常を体験

園内は山の地形をそのまま活かした構造になっており、森林浴をしながら動物たちと触れ合えるのもユニークなポイントです。舗装されていない坂道や木製の通路など、ちょっとした冒険気分を味わえるのも魅力。

普段都会で暮らしている人にとっては、非日常感を存分に楽しめるでしょう。四季折々の自然の風景も楽しめるので、写真映えするスポットも多数あります。

猿まわしや手作り感満載のイベント

東筑波ユートピアでは、猿まわしのショーや動物のエサやり体験といった、どこか懐かしさを感じるイベントが定期的に開催されています。昭和レトロな雰囲気の中、ほっこりとしたひとときを楽しめるのも、他にはない魅力です。

また、施設全体が“手作り感”にあふれており、それが逆に新鮮で癒しになるという意見も。

行くならここに注意！後悔しないための訪問ガイド

東筑波ユートピアは、事前の心構えと準備次第で「ひどい場所」から「面白い体験ができる場所」へと印象が大きく変わる施設です。

現地に行ってから後悔しないためにも、訪問前に知っておくべきポイントや持ち物、そしてどんな人におすすめかを整理しておきましょう。

行く前に知っておきたいこと

まず、東筑波ユートピアはあくまで「昭和の香りが残るB級動物園」であるという認識が重要です。一般的な動物園のような清潔感や整備された環境を期待すると、ギャップに驚くことになるでしょう。

また、園内は山道を登る形で移動するため、思った以上に体力を使います。軽いハイキング程度の覚悟は持っておいた方が無難です。

さらに、施設の更新頻度が低いため、動物の配置やアトラクションの内容が突然変わることもあります。

持ち物・服装のアドバイス

現地の地形や環境に合わせた装備が重要です。特に以下のアイテムは必携といえるでしょう。

• 汚れてもよい運動靴（山道が滑りやすいため）
• 動きやすく汚れても大丈夫な服
• 虫除けスプレー（夏季は蚊やハエが多い）
• ハンドタオル・除菌シート（手を洗う場所が限られる）
• 飲み物（自動販売機はありますが少ない）

なお、ベビーカーや車椅子での移動は難しいため、小さな子どもを連れて行く場合は抱っこひもなどの活用が現実的です。

こんな人にはおすすめ／おすすめしない

おすすめできる人

• 動物との距離感を楽しみたい人
• B級スポット・珍スポットに興味がある人
• 昭和レトロな雰囲気を味わいたい人
• 自然の中でゆるく過ごしたい人

おすすめしない人

• 清潔さや安全性に強くこだわる人
• 体力に不安がある高齢者や小さな子ども連れ
• 一般的な動物園のクオリティを求める人

まとめ：東筑波ユートピアは“覚悟”と“割り切り”が必要な動物園

東筑波ユートピアは、一般的な動物園とは一線を画す「昭和感たっぷりのB級動物園」です。清掃状況や動物の健康管理、施設の老朽化など、確かに「ひどい」と感じる要素は多々あります。

しかし、その一方で動物との異常なまでの距離感や手作り感あふれるイベント、自然に囲まれた非日常空間など、他にはない唯一無二の魅力も存在します。

この施設を訪れる際に重要なのは、「期待値の調整」と「事前準備」。動物に癒されたい、綺麗で整った動物園を望むというよりは、「ちょっと変わった体験がしたい」「B級スポットが好き」という方にこそおすすめできます。

口コミを見て不安に思う気持ちも理解できますが、逆にそれを知った上で行くからこそ楽しめるという面もあります。