正直なところ、腕時計は時間が分かれば十分。そう思っていた時期が、私にもありました。
ところが最近、「オイル時計」という少し変わったジャンルが静かに注目を集めています。中でも、俳優の松山ケンイチさんが愛用していることで話題になり、一気に検索数が増えました。
おはようございます。安堂の部屋にあるこれ、オイル時計って言うらしい。凄く好きなんですよねこれ。昔はもっと複雑で色んなギミックのあるオイル時計ありましたよね?探してもシンプルなのしか無いんだけど、おすすめのオイル時計ありますか?もしあれば教えて欲しいです。 pic.twitter.com/NJT1pQUXeD
— 松山ケンイチ (@K_Matsuyama2023) January 21, 2026
文字盤の中にオイルを封入した独特の構造。光の反射、数字の浮遊感、そして機械式ともクォーツとも違う存在感。
ただの時計では終わらない魅力が、そこにはあります。この記事では、オイル時計とは何なのか、その魅力、そして初心者でも選びやすいおすすめモデルまで、感情込みで掘り下げていきます。
松山ケンイチさんが惹かれたオイル時計とは何?
実を言うと、オイル時計という言葉自体、まだ一般的ではありません。構造はシンプルで、文字盤とガラスの間に特殊なオイルを封入することで、視認性とデザイン性を極端に高めた腕時計です。
松山ケンイチさんが惹かれた理由も、性能より「感覚」に近い部分だと感じています。デジタル全盛の時代に、あえてアナログで、しかも一癖ある時計を選ぶ。その姿勢にグッとくる人、多いのではないでしょうか。
オイル時計の特徴を整理すると、次のようになります。
- 文字盤がガラスに貼り付いたように見える
- 角度による反射がほぼなく、数字がくっきり浮かぶ
- 水の中に沈んでいるような不思議な奥行き
- 実用品というより、身につけるアート寄り
特に驚くのが視認性です。どの角度から見ても時間が一瞬で分かる。これはオイルが光の屈折を抑えてくれるため。スマホに慣れた目でも、違和感なく受け入れられます。
流行り物に見えて、実はかなり理にかなった構造。松山ケンイチさんが長く愛用していると聞くと、妙に納得してしまいます。
オイル時計が持つ唯一無二の魅力と弱点
オイル時計の最大の魅力は、やはり見た目です。
初めて実物を見た瞬間、「あ、普通の時計じゃない」と分かる。この感覚は、なかなか他では味わえません。数字が宙に浮いているように見え、時間を見る行為そのものが少し楽しくなる。これ、意外と大事です。
魅力をもう少し具体的に並べてみます。
- 圧倒的なデザイン性
- 写真や動画映えする
- 人と被りにくい
- ファッションの主役になる
一方で、弱点もあります。ここは正直に書きます。
- 価格がやや高め
- オイル漏れのリスクがゼロではない
- 修理できる場所が限られる
- 高温環境に弱い場合がある
特に夏場の車内放置は要注意。オイルが膨張する可能性があります。とはいえ、普通に使っていれば過度に神経質になる必要はありません。
「扱いにくそう」と感じるかもしれませんが、実際はスマートフォンより気を遣わない、という声もあるほど。デリケートだけど、過保護にするほどでもない。この距離感が、また愛着を生みます。
初心者にもおすすめのオイル時計逸品セレクション
では、どんなオイル時計を選べばいいのか。
正直、いきなり高級路線に行く必要はありません。大切なのは「仕組みを楽しめるかどうか」。おすすめの方向性を整理します。
選ぶ際のポイントは以下です。
- 実績のあるブランドを選ぶ
- ケースサイズは大きすぎない
- 日常使いか、コレクション目的か決める
たとえば、オイル表現で有名なスイス系ブランドは、価格帯は高めですが完成度が別格。一方で、比較的手に取りやすい価格帯でも、十分にオイル感を楽しめるモデルも存在します。
「高い=正解」ではありません。自分の生活に馴染むかどうか。それが一番です。
おすすめのオイル時計(置き時計)
腕時計よりも「砂が落ちる感覚」「時間を眺める行為」がはっきり出るのが、オイルの置き時計です。
ここでは、デザイン性・癒やし・実用性のバランスが違うおすすめを3つ紹介します。
① Kikkerland オイルモーションタイマー
まず鉄板なのがこれ。
オイルの置き時計といえば、真っ先に名前が挙がる定番モデルです。
透明なケースの中を、色付きのオイルがぽとり、ぽとりと落ちていく。
完全に砂時計と同じ思想ですが、液体ならではの丸みとスピード感があります。
特徴を整理すると、
・電池不要
・ひっくり返すだけで再スタート
・約1〜2分で落ち切る設計
・インテリア性が高い
時間を正確に測る用途ではありません。
むしろ、考えごとをしている時にぼんやり眺めるための時計。
デスクに置くと、不思議と呼吸がゆっくりになります。
③ Present Time オイルドロップクロック
少しだけ“時計らしさ”が欲しい人向け。
このタイプは、オイルの動き+目安時間を組み合わせたモデルです。
特徴はこちら。
・オイルが落ちる様子を視覚的に確認できる
・フレーム付きで安定感あり
・インテリア時計として成立
・作業の区切りに使いやすい
「集中25分」「休憩5分」など、
ポモドーロ的な使い方とも相性がいいです。
デスクワーク中に置くと、
デジタルタイマーよりも圧倒的にストレスが少ない。
これ、使うと分かります。
オイルの置き時計はこんな人におすすめ
・時間に追われる感覚が苦手
・作業や思考の区切りが欲しい
・インテリアに“動き”を入れたい
・砂時計が昔から好き
正確さを求めるならスマホで十分。オイルの置き時計は、時間を感じるための道具です。
まとめ
オイル時計は、時間を知るための道具という枠を軽く飛び越えてきます。
松山ケンイチさんがハマった理由も、理屈ではなく感覚的な部分にあるはずです。数字が浮かぶ、不思議な透明感、そして少し尖った存在感。どれも、日常をほんの少し楽しくしてくれます。
万人受けはしません。だからこそ刺さる人には深く刺さる。そんな腕時計です。次に時計を見るとき、「これ、本当に必要な時間しか見てないな」と感じたら、オイル時計を思い出してみてください。



